司法書士福原誠事務所

贈与・相続登記の不動産登記、驚くべき注意点とは?

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贈与・相続登記の不動産登記、特に注意しなければならない点とは?

贈与・相続登記の不動産登記、驚くべき注意点とは?

2023/11/16

不動産の贈与や相続に伴う登記には、いくつかの注意点があります。これらの手続きに関する法律や制度は選択肢が多岐にわたり、誤りや不備があると、思わぬトラブルや財産上の損失につながることもあります。そのため、不動産登記においては、正確な情報収集と専門家の助言を受けることが大切です。本記事では、贈与や相続における不動産登記の注意点について解説していきます。

目次

    贈与登記の注意点

    贈与の登記をする際には、いくつかの注意点があります。まず、贈与とは、ある人が自分の財産を無償で他の人に与える約束をすることを言います。この際、贈与契約書を作成することが一般的です。贈与契約書には贈与者・受贈者の氏名・住所、贈与の内容・時期・方法などが明記される必要があります。 次に、贈与には贈与税がかかります(110万円以下の贈与は除く)。贈与税の税率については、贈与した対象や金額によって変わってきます。また、相続税との関係もあるため、事前に専門家に相談することが重要です。一般的に贈与税は、相続税よりも高い税率がかかります。 そして、贈与の登記には登録免許税がかかり、その税率は相続や売買を原因とする登記よりも高いです。贈与者が贈与した不動産について、受贈者名義の登記をしないと他の人に贈与を受けたことを主張できません。以上のことから、贈与登記に際しては、契約書の作成と税金・登記費用の確認が重要であり、専門家の助けを借りることが望ましいといえます。

     

     

    相続登記のポイント

    相続登記は、遺産を相続する人たちが、遺産分割協議書や遺言書に基づいて、不動産・預貯金・証券などの財産を名義変更する手続きです。 しかし、相続はケースによっては複雑な場合があり、実際には司法書士などの専門家に依頼することが必要なこともあります。その際には、以下の点に注意する必要があります。 まず、相続人だけでなく他に関係者がいるかどうかという点に注意が必要です。相続人ではない家族や親族がいる場合は、その人たちとの話し合いが必要な場合もあります。 また、話し合いの結果、相続対象財産ごとに登記する場合もあれば、相続人全員の登記を行う場合もあります。また、相続人の未成年者がいる場合は、家庭裁判所からの特別代理人の選任が必要になります。 さらに、相続登記は遺言書の内容や遺産分割協議書の内容に基づいて行われるため、その書類が不備や矛盾があった場合は、手続きが難しくなることがあり、必要に応じて修正することになります。 以上のポイントを踏まえ、相続登記は司法書士の専門家に依頼することをお勧めします。遺産分割協議書や遺言書の作成や、相続税などの一般的なアドバイスも含め、的確なアドバイスを受け、スムーズに手続きを進めていきましょう。

    贈与登記に必要な書類

    贈与の登記は、贈与契約を行った場合に不動産登記簿に登記する手続きです。その際に必要な書類は、贈与契約書、登記識別情報(権利書)、住民票、印鑑証明書などが挙げられます。贈与契約書の書式は、書籍やインターネット上のサンプルを参考にして、贈与契約書を作成するのが一般的です。住民票や印鑑証明書は、市役所で取得することができます。これらの書類を揃えて、不動産の管轄の法務局へ贈与の登記を申請します。誰かに贈与をしたいと決めている場合には、今後の問題を未然に防ぐためにも、お早めに登記を済ませておくのをオススメいたします。また、手続きが煩雑だと感じたら、手続きに精通した司法書士に相談することもひとつの選択肢としてオススメします。

    相続登記での手続き

    相続登記は、相続人が相続財産を引き継ぐ際に必要な手続きです。相続手続きには、遺産分割協議書の作成や相続税の申告などが含まれますが、相続登記はその手続きの中でも重要な一つです。 相続登記は、相続人ご本人が申請できますが、司法書士が専門で行う登記手続きです。相続人が相続した不動産を名義変更するために必要な登記手続きです。つまり、故人や相続人が大切にしている土地家屋などの財産を引き継ぐ場合は、相続登記が必要となります。 相続登記では、戸籍や住民票、印鑑証明書などの書類が必要となります。司法書士がその書類を確認しながら、必要な手続きを進めていきます。 しかし、相続登記は書類の多さや手続きの煩雑さで、自力で行うことはなかなか難しいものです。何回も役所に行ったりすることもありので、それに疲れてしまい、司法書士に依頼する方もいらっしゃいます。 相続登記は、相続人にとって大切な手続きです。適切に手続きが行われることで、不動産や家屋などの大切な財産を安心して所有することができます。2024年度から相続登記義務化もスタートします。まずは司法書士に相談して、正しい手続きを行いましょう。

    贈与・相続登記にかかる費用について

     贈与・相続登記とは、財産を贈与する場合や遺産を相続する場合に必要となる登記手続きのことです。この手続きは、司法書士の専門分野になります。かかる費用について、まず内訳から説明します。登記費用は大きく分けて『実費(登録免許税など)』と『報酬(司法書士の手数料)』に分かれます。司法書士の手数料は一般的に、贈与登記の場合は贈与する不動産の固定資産税の評価額に応じて、相続登記の場合は相続する不動産の固定資産税の評価額に応じて、そして依頼された内容の難易度によって決まってきます。また、一件あたり報酬がいくらと固定の価格を提示している事務所もあります。具体的な費用は、司法書士によって異なりますので、事前に確認してから手続きを進めましょう。実費については、当事者ご本人で登記手続きをしたとしてもかかってくる費用になります。また、贈与や相続登記に限らず、贈与や相続には、はじめは予想していなかった手続きが伴う場合があり、当初より時間がかかることもあります。そして、専門の司法書士に相談することで、手続きのトラブルや財産分割などの家族間のデリケートな問題を回避することができます。贈与・相続に関する登記については、適切な手続きと費用の把握が必要です。

     当事務所は最初の面談ないしお打ち合わせで費用の概算と手続きの流れ、そして手続き完了までのおよその期間をお伝えいたします。司法書士福原誠事務所へお気軽にご連絡くださいませ。

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